・あれ、好きってなんだっけ?
・どういう状態が好きって感情なんだろう?
・恋愛感情が分からなくなるってやばいのかな…
今回はこういった疑問、悩みについてお答えします。
・好きってなんだっけは変ではなく、アップデート期間
・出会いを増やしつつ、俯瞰した視点で新しい気付きが得られる
・深く考えすぎず、行動しながら自分の感情に向き合うことが大切
学生時代は「この人好きかも!気になる!」と恋愛が出来た経験があっても、20代に入ると「好き」って感情が分からなくなってしまうことがあります。
これは、一部の人に限らず、実は多くの20代の悩みのひとつになっています。
筆者は高校の恋愛から9年間、恋人が出来ず、まさに「好き」という感情が分からず異性に対して恋愛感情を一切持てませんでした。
しかし、9年を経て恋人が出来て、結婚するまでに至りました。
恋愛感情が迷子になっている方、恋人は欲しいが好きになれない方は参考になるはずなので、ぜひ最後まで読んでください。
「好き」という恋愛感情は20代で忘れがち?
結論、20代で恋愛に迷走している方は多いです。
20代未婚者で恋人がいる人の割合
<男性>
現在恋人がいる:26.7%
現在恋人がいない(付き合ったことはある):27.3%
現在恋人がいない(付き合ったことがない):46.0%<女性>
現在恋人がいる:43.2%
現在恋人がいない(付き合ったことはある):27.0%
現在恋人がいない(付き合ったことがない):29.8%引用(出典):ブライダル総研「恋愛・結婚調査2023」
こちらを見て分かる通り、男性の73.3%、女性の56.8%は恋人が出来ない、または作ってない選択を取っています。
なかでも交際経験のない20代男性は46.0%、女性は29.8%と意外と多いのです。
好きってなんだろうという哲学ゾーン
好きってなんだろう…と考え始めると変なサイクルにハマって抜け出せなくなります。
筆者も経験ありますが、適当に付き合いたくない(結婚を見据えたい)から真剣に「好きとは?」という迷路のような問いに悩んでいました。
後述しますが、この迷路の問いは本当に意味がありません。
気持ちはすごく分かりますが、答えは悩むことではなく気付くことにあります。
これを好きと言って良いのか分からない
20代でよくあるのが芽生えた感情やきっかけに対して無意識にストップをかけてしまうことです。
- 客観的に見ても自分たちはいい雰囲気だが「これって好きなんだっけ?」とブレーキ
- 好き以外の言葉や感情を探しに行ってしまう
そのため、結局自分にとっての本当の「好き」という感情に気付けるタイミングを失い、迷走してしまいます。
これでは、いつまで経っても変わらないですし、悩みも解消しません。
人は意外と悩んでいる自分が好きだったりします。
「好き」という感情とは?
では、好きという感情は、どんな感情なのでしょうか。
正直、答えはありませんし、人それぞれの答えが必ずあります。
その中でも、よく言われていることや筆者自身がこういうことなのかな?と感じたものを紹介します。
相手を独占したいと思う
独占欲と表現すると少なからずネガティブな印象を持ってしまう方もいるかもしれませんが、好きだからこそ起きる感情のひとつです。
- 他の人と話さず、もっと自分に時間を使って欲しい
- 自分との時間が一番楽しい時間であって欲しい。他の人と楽しくしているとモヤモヤする
他の人に嫉妬してしまっている時は大体独占欲が働いている時です。
この些細な感情の機微に気付けると恋愛感情を自覚出来るかもしれません。
相手のことが気になる、気付いたら考えている
漫画やドラマなどでよく描写として出てきますね。
- LINEやDMが来てないかなと何回も確認してしまう
- 相手の顔や印象深いシーンを思い出したり想像してしまう
こういう状態の時は、すでに好きだったり、好きまで達せずとも好意を持って気になっている場合が多い傾向です。
相手と共有したいと思う
撮った写真や知った情報を共有したいと思うのは相手の存在が大きくなってる証拠かもしれません。
- ご飯食べてる時に写真を共有したくなる
- 良い情報を知った時に教えてあげたいと思う
筆者は、普段何かを共有するタイプではないので、これが自分の感情に素直になるきっかけになりました。
しかし、ただ誰かに共有したい!と共有することが好きな方もいるので注意は必要です。
相手の笑顔が見たい
好きな感情を持っている相手の笑顔を見るために、楽しませたり、喜ばせたりすることを考えます。
要は、相手の笑顔を求める状態になります。
- いつも以上に会話を良い意味で頑張ってしまう
- 「このお店だと喜んでくれるかな」と想像してお店を選んでいる
人間関係において、笑顔で接することが出来た方が良いに決まっているという概念はありますが、やはり好きな人の笑顔は特別です。
恋愛感情を忘れるのは変なことではない
「〇〇年、恋人いないのはやばいって!」
「なんで〇〇って彼氏彼女出来ないの?」
こんな会話がありますが、恋愛できてないことや恋愛感情が分からなくなってしまっていることは変なことではありません。
ブライダル総研「恋愛・結婚調査2023」より、恋愛観を見ると「恋愛するなら結婚のため」という価値観が20代男女の中で広まっているようです。
こんなご時世ですので、将来のことを考えているからこそ、余計に分からなくなってしまうのかもしれません。
「好きってなんだろう」と思っている人は多い
意外にも、思っている以上に恋愛感情について悩んでいる方は多いです。
恋愛経験がない、ご無沙汰となれば余計に分からないものです。
悩んでいる時ほど周りにカップルが多かったりしますが、あまり気にしなくて良いです。
それぞれのペースがある
変なのかな…と感じる必要は一切ありません。
小さい頃に嫌いだった食べ物が、大人になって平気になるように、恋愛にも人それぞれの変化のペースがあります。
”好きにならなきゃ”と考えても感情は絶対に追いついてこないので、些細なきっかけを大事にすることから始めてみて欲しいです。
忘れるというよりアップデート
前述したように、将来のことを漠然と考えているからこそ「好き」の定義が変わってきます。
ぜひ、年齢を重ねて「好き」の解釈がアップデートしている時期なんだ!と解釈するようにしてみてください。
解釈を変えると行動しやすくなりますし、今の状態でも恥ずかしいと感じないはずです。
アップデートするには、行動や経験から学びや気付きを得ていくことが必要です。
まずは行動!とか、まずは出会いを増やそう!というのは、あながち間違っていません。
その行動を起こしたことの副産物にこそ価値があります。
好きになれない、恋愛感情忘れてしまう人の特徴
実際に、なかなか人を好きになれない、恋愛感情が分からなくなったという方の特徴を紹介します。
そもそも恋愛の欲がない
恋人欲しい…と言いながらも実際は恋愛欲がないケースです。
- 時間やお金も取られるし気が進まない
- 今は自分の時間を1番大事にしたい
感情云々ではなく、なんらかの要因で恋愛する気にならない時は誰しもあります。
自分以外に興味が持てない
仕事や趣味、遊びをとにかく優先させたいケースです。
- 平日はとにかく仕事、休日は趣味や遊びなど自分の時間を過ごしたい
- スキルアップや筋トレ、脱毛など自分に投資して自分磨きをしたい
向上心の高い方は、こういった理由で恋愛を遠ざけてることが多いです。
どうしても恋愛は2の次になってしまいますよね。
完璧主義
簡単にいえば、理想が高いケースです。
- 顔やスタイル、性格を厳しく見てしまう
- 自分がこんな人間になれば最高の異性と巡り逢えるはずだ
相手に求めるだけでなく、自分へも課している理想が高いことがあります。
良い異性に出会えても「まだもっと上がいるはず、出会えるはず」とスルーしてしまうことが多いです。
過去の恋愛にトラウマがある
過去のトラウマにより、慎重になり、なかなか心を開けないケースです。
- 口では、こう言ってるが実際分からないな…もう少し様子をみよう
- 信頼出来る人で100%好きって思えなきゃ付き合えない
仲良くなってから付き合える状態になるまでが長くなるのが特徴です。
とりあえず付き合うなんてことは、とても出来ないです。
忘れられない人がいる
いくら異性と出会い、関わっても過去の人を超えることがないと気持ちが動かないケースです。
- どうしても、あの時の恋人と比べてしまう
- 先を考えると、やはり過去最高に好きになれないと難しい
特に男性は過去と比較する方が多いです。
実は、筆者自身も中学時代の恋人を超えずにズルズルときてしまいました。
過去は美化されるので余計に強く記憶に残り、忘れられないんですよね。
好きになることを避けている
恋愛迷子の期間が長く、好きになったとしても、どうして良いか分からないケースです。
- 仮に好きになったとして、何をどうすれば良いのか分からないから不安
- 踏み込んで嫌われたり、避けられるのが怖い
人間誰しも苦しいことや漠然とした不安、怖さからは避けたいものです。
なかなか勇気が出ない状態です。
「好き」と思えない人はどうしたらいいか
好きって思えない、恋愛感情の迷子をどうにかしたい!という方はどうしたら良いか&考え方のポイントを紹介します。
出会いを増やす
よく目にするかと思いますが、出会いを増やすのは有効な手段です。
- 色々な異性と出会い「どんな所にどう感じるか」自身の感情を分析出来る
- 様々な価値観の人に会うことで、自身のアップデートの機会になる可能性がある
マッチングアプリでも合コンでも手段はなんでも良いです。
スポーツでも仕事でも同じですが、数を打つことで変化していくものがあります。
付き合ってから始まる「好き」もある
とりあえず付き合ってみることで分かることもあります。
抵抗がある方はいると思いますが、人は行動したり思い込むと感情が後から付いてくることがあります。
- やる気出ないが、掃除を始めたら夢中になった
- 興味なかった異性から相談事受けてたら、なんか気になる存在になった
これと似た経験がある方は多いのではないでしょうか。
まさに行動や思い込みから感情が付いてきたということです。
今までの「好き」と違う方向へ目を向ける
固定観念を外してみるのも手段のひとつです。
- 一緒にいて楽しい人が好きだったけど、一緒にいて落ち着く人を探してみる
- 見た目やスペックを重要視していたが優先度を下げてみる
今まで、自分の価値観や軸とは違うタイプに目を向けると意外な発見があるかもしれません。
上記の出会いを増やすということにも繋がりますね!
「好き」に正解はない
冒頭でもお伝えしましたが「好き」という感情に正解はありません。
それぞれの気付きによって、人それぞれの答えが見つかります。
だからといって、答えが見つけられてる状態が正解とも言えないのが恋愛の難しさでもあり楽しさでもあると考えてます。
素直になってみよう
案外、気持ちのストッパーは何気ないところにあったりします。
深く考えすぎず素直になってみるのが近道です。
“考えるな、感じろ”というやつです。
迷走した先に、必ず良い恋愛が待ってるので、この記事を読んで少しでも参考になれば嬉しいです。
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